損保ジャパンの自動車保険が２０２２年１月の保険始期から改訂されますが
車両保険にもうれしい変更があります。
車両保険には、車同士の事故はもちろん単独事故やあて逃げまで補償される
「一般条件」と、保険料の節約は出来るが単独事故やあて逃げは補償されない
「車対車・限定危険」の２種類あります。
今までの「車対車」の条件が「他の自動車との衝突」で、これは「相手自動車
（ご契約の自動車と所有者が異なる自動車に限る）」および「その運転者または
所有者が確認された場合に限る」となっていました。
つまり、自分の車で自分の車にぶつけた場合は車同士であってもダメ。
相手がわからないあて逃げは、されてもダメ、してもダメ。という事でした。
これが緩和されて「車対車」は「契約の自動車以外の自動車との衝突」という
表現になったので、自分の車で自分の車にぶつけた場合、もう一台の車への
賠償は出ませんが、契約の車の修理代は出ることになります。
また、あて逃げも「相手運転者が確認された場合に限る」という条件が
なくなったので、駐車場などでのあて逃げ被害にも対応できるようになりました。
さらに「車対車・限定危険」でも動物との衝突でバンパーが壊れたような事故にも
車両保険が使えるようになりました。
佐渡では「トンチボ被害」が時々ありますので補償拡大は歓迎ですね。
