地震保険金のお支払いについて
地震保険は、地震等への「経済的な備え」を目的としていますので、
被災した際は損害認定を迅速・的確・公平に行うため、損害の程度を
「全損」「大半損」「小半損」「一部損」の４つに分類して、地震保険金額の
100％・60％・30％・5％を定額でお支払いします。
４つの分類の損害の程度について詳しくご説明いたします。
「全損」 建物の軸組・基礎・屋根・外壁等の損害額が、建物の時価額の50％以上
建物の焼失・流失した部分の床面積が、建物の延べ床面積の70％以上
家財全体の時価額の80％以上
お支払いする保険金は、地震保険金額の100％（時価額が限度）
「大半損」建物の軸組・基礎・屋根・外壁等の損害額が、建物の時価額の40％以上50％未満
建物の焼失・流失した部分の床面積が、建物の延べ床面積の50％以上70％未満
家財全体の時価額の60％以上80％未満
お支払いする保険金は、地震保険金額の60％（時価額の60％が限度）
「小半損」建物の軸組・基礎・屋根・外壁等の損害額が、建物の時価額の20％以上40％未満
建物の焼失・流失した部分の床面積が、建物の延べ床面積の20％以上50％未満
家財全体の時価額の30％以上60％未満
お支払いする保険金は、地震保険金額の30％（時価額の30％が限度）
「一部損」建物の軸組・基礎・屋根・外壁等の損害額が、建物の時価額の3％以上20％未満
全損・大半損・小半損・一部損に至らない建物が床上浸水または地盤面から
45cmを超える浸水
家財全体の時価額の10％以上30％未満
お支払いする保険金は、地震保険金額の5％（時価額の5％が限度）
次回は注意点をお伝えいたします。
