自動車保険に加入する目的は事故が起きた時に対処するためですが、
一方的にぶつけられた時には相手から賠償してもらえばよいことになります。 

しかしながら、自動車同士の事故でお互いに動いていた時には、100対0
という賠償割合はほとんど無いという話を聞いたことがありませんか?
そこで何回かに分けて自動車同士の事故が起きた場合の賠償割合(過失割合といます)
についてご説明します。

自動車事故の多くは相手のある自動車同士の事故で、場所は十字路や丁字路の
交差点が多いように感じます
そこで問題になるのが一方に一時停止の規制があり、もう一方には一時停止の
規制がない交差点での事故の場合です。

Aさんが一時停止がない道路をまっすぐ走行中に、一時停止の規制がある脇道から
一時停止をしないでBさんが飛び出してきてぶつかった事故の場合、どちらが
どの程度悪いと思いますか?

(その2)に続きます。