「積立」投資と反対の方法に「一括」投資があります。
一括投資とは、一度にまとまった金額を投資して金融商品を購入する方法です。
そのため相場変動の影響を受けやすく、短期間で大きな利益を狙える可能性も
ありますが、大きな損失につながるリスクもあります。

「積立」投資は一括に全額を投資するのではなく、定期的に金融商品を購入する
方法で、「定量購入法」と「定額購入法」があります。
資産運用でリスクを抑える方法として「ドルコスト平均法」という手法が知られて
いますが、これは「定額購入法」のことです。
購入金額を一定にすると、投資対象の価格が値下がりした時は購入数量が増え、
逆に値上がりした時は購入数量が減ります。つまり、値下がりしている時は
たくさん買い、値上がりした時は少なく買うことになるので、平均購入価格が
平準化されて価格変動のリスクを抑えられるのです。

定額購入「積立」投資の「ドルコスト平均法」のデメリットとしては、
短期投資に向いていないということがありますが、メリットとしては、
1,まとまった資金がなくても少額から始められる
2,日々の値動きに悩まされにくい
ということがあります。

そのためには無理なく継続できる仕組みを利用することです。
「新NISA」「iDeCo」「変額保険」などを上手に活用するのも一つの方法だと
思いますがいかがでしょう。