1月の強風や大雪で被害にあわれた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
当社にも被害にあわれた方から連絡が多くあり、対応に追われています。
自分の入っているのは火災保険(火災共済)だから、強風や大雪の被害では
保険金が出ないだろうと思っておられる方は、一度保険証券をご確認されることを
お勧めいたします。
そこで、保険証券の見方を簡単にご説明させていただきます。
1、補償範囲を確認する
A.火災
B.落雷・破裂・爆発
C.風災・雪災・雹災
基本的には「A+B」がセットになっていて、多くの方は「A+B+C」をセットでご加入されていますが、
「A」の火災だけ又は「A+B」の基本プランを補償する商品にご加入されている方がいます。
その場合は風災や雪災の被害に保険金は出ませんが、「C」の風災・雪災・雹災が補償範囲に
含まれていれば保険金が出る可能性があります。
2、被害金額(修理代)が全額出るの?
これはご加入されている保険や共済の種類によって大きく違いがあります。
A.20万円を超えたときに、超えた金額が支払われる。
(被害金額が25万円なら支払われるのは5万円。被害金額が18万円なら0円)
B.20万円を超えたときには、全額支払われる。
(被害金額が25万円なら支払われるのは25万円。被害金額が18万円なら0円)
C.被害金額のランクによって見舞金が支払われる。
(被害金額が10万円を超えたら支払われるのは5万円。20万円を超えた10万円など)
D.被害金額から自己負担額を引いた金額が支払われる。
(被害金額が25万円で自己負担額が0円なら25万円。自己負担額が10万円なら15万円)
以上は簡単なご説明ですので、少しでも被害にあわれた方はご自分のご加入されている
保険会社や共済、担当の保険代理店にご相談されることをお勧めいたします。
一日も早い復旧で安心した生活に戻れることをお祈りいたします。