自家用軽四輪乗用車における「型式別料率クラス」について、現行のクラス1
よりもリスクの低い(保険料の安い)クラスを2つ、現行のクラス3よりも
リスクの高い(保険料の高い)クラスを2つ、それぞれ追加して7クラスとします。
現行のクラス1~3の保険料率は、それぞれ改定後のクラス3~5の保険料率に相当
します。保険料の最も安いクラスと最も高いクラスの保険料率の較差は、現行で1.2倍
でしたが、改定後は約1.7倍となります。
例えば次のような保険料のイメージです。
現行 改定後
→ クラス7 65,000円
→ クラス6 60,000円
クラス3 55,000円 → クラス5 55,000円
クラス2 50,000円 → クラス4 50,000円
クラス1 45,000円 → クラス3 45,000円
→ クラス2 40,000円
→ クラス1 35,000円
損害保険料率算出機構では、その型式の直近のリスク実態と、適用しているクラスが
見合っているかどうかを確認して見直す「クラス見直し」を毎年1月に行っています。
その型式のリスク実態と、適用しているクラスが見合っている場合には、クラスの移動は
なく、リスクが低ければクラスを下げ、高ければクラスを上げる仕組みです。
(この仕組みについては、現行から変更はありません。)