前回お伝えしました「がん診断給付金」には保険会社や商品によって
色々なタイプがありますので、今日はそのチェックポイントをお伝えします。
また、似た内容の「三大疾病一時金特約」のがん一時金についても
同じような給付タイプがありますので参考にしてください。

1、「上皮内新生物」は、がん診断給付金の対象になりますか?

  A.上皮内新生物は悪性新生物ではないので、診断給付金の対象ではありません
  B.上皮内新生物の場合は悪性新生物の給付金の10%が受け取れます
  C.上皮内新生物の場合は悪性新生物の給付金の50%が受け取れます
  D.上皮内新生物の場合でも悪性新生物と同額の100%が給付金として受け取れます

2、がん診断給付金は再発や転移した場合でも受け取れますか?

  A.悪性新生物も上皮内新生物も、どちらも初めてのがんの時だけしか受け取れません。
  B.上皮内新生物に対する診断給付金は保険期間を通じて1回限りです。
  C.悪性新生物も上皮内新生物も、前回のがん診断給付金の受け取りから2年を
   経過した後に新たにがんと診断された場合は受け取れます。(回数は無制限)
  D.悪性新生物も上皮内新生物も、前回のがん診断給付金の受け取りから1年を
   経過した後に新たにがんと診断された場合は受け取れます。(回数は無制限)

3、がん診断給付金を受け取った場合、それ以降も保険料は払うのですか?

  A.がん診断給付金を受け取った後も、保険料は払い続けなければなりません
  B.悪性新生物の場合、以降の保険料の払い込みは必要ありませんが、
   上皮内新生物の場合は払い続けなければなりません
  C.悪性新生物も上皮内新生物も、初めてがんと診断確定されたら
   以降の保険料の払い込みは必要ありません

「がん診断給付金」には色々なタイプがあることをお分かりいただけたと思います。

あなたの「がん保険」はどのタイプですか?

どれが良い悪いではなく、自分の考えに合ったタイプのがん保険を選ぶことが

大切だと思いますがいかがでしょう。