冬の出来事でした。
お客さまの娘さんが車を運転中路面が凍結していることに気づかず、
交差点を左折した時にスピンしてしまい「ドン・ドン」と離れたところを
2カ所ぶつけてしまいました。

車両保険を使って修理しようと、契約者であるお客さま(父)が
保険会社に電話して事故状況を説明したのですが、自分が運転していた
わけではないので「とにかくドン・ドンと2回ぶつかったんだ」と言ったそうです。

保険会社では「それでは事故2回となって、来年度の無事故等級が6等級
下がってしまいます」と言われたそうです。

納得がいかないお客さまが改めて代理店に連絡をしてきたので、私は
実際に運転をしていた娘さんとお会いして事故時の状況をお聞きして、
図を書いて保険会社に送りました。
その結果1回の事故で2カ所ぶつかったことを理解してもらい、等級も
3等級だけ下がることでお客さまにも納得していただきました。

保険は保険金を請求する時にこそ価値が問われると思います。
代理店の存在価値を十分活用されていますか?